2011年6月8日水曜日

11/06/08(水)米国の最大の輸出品はドル「アリとキリギリス」

豪ドル 86円29銭 買いポジション
豪ドル 87円29銭 買いポジション
豪ドル 87円94銭 買いポジション
豪ドル 89円26銭 買いポジション
豪ドル 89円78銭 買いポジション
豪ドル 104円07銭 買いポジション


豪ドル円は86円00銭前後をウロウロしています。ほとんど変化ないですね。

米国の最大の輸出品はドルだと言う考え方があります。ニクソンショック前は、ドルは金と交換できる紙幣でした。自ずと保有している金の量にドル紙幣の発行は制限されていました。ニクソン大統領のときにドルは金と交換できなくなりました。そのためアメリカはドル紙幣を金の保有量に関係なく発行できるようになりました。

強いアメリカのドルは基軸通貨のため、他の国はドルを保有することが安全と考えていました。日本もそうです。米ドルを手に入れて、アメリカに物を売っていました。結果としてドル紙幣が各国に残り、物がアメリカに集まりました。よって、米国の最大の輸出品はドルと言うわけです。

日本人「私作る人。」
米国人「私使う人。」
こんな関係です。

歯止めの利かないドル発行はどんどんされ、米ドルの価値はどんどん下がっています。現在、日本の金融緩和よりも米国の金融緩和は何倍も大きいので米ドルの価値は下がり続けています。このまま米国の景気が回復しなければもっとドル円の価値は下がるでしょう。

ビートたけしのウソップ童話の中に以下のような話があります。
「アリとキリギリス」
働き者のアリは暑い夏の間、汗水たらして働き、冬に備えて食料をためておきました。
怠け者のキリギリスは木陰に涼んで、唄を歌ったりバイオリンを弾いたり昼寝をしたりして遊んでいました。
やがて夏が終わり秋が来ました。アリは夏の過労がもとで寝込んでしまい、冬が来るまでに死んでしまいました。
キリギリスはアリが貯めた食料を食べて楽しい冬を過ごしました。

日本人はアリでアメリカ人がキリギリスなのでしょうか。

また明日。

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