2013年3月12日火曜日

13/03/12(火)1万130円の利益。景気・デフレ対策 提言1 日本でもノンリコースローンを採用する

損切りなしの戦略のポジション
 ポジションなし

スイングトレードのポジション(損切りなしの戦略の発展系です。このポジションはタイトルに反して損を確定することがあります。)
 豪ドル 95円32.5銭 買いポジション
 確定損益合計 1万5478円

現在豪ドル円は99円30銭前後です。大きく上げています。 豪ドル 98円10銭 買いポジション は 約定し、2万通貨でしたので、上記の利益となりました。その後、新しい建て玉のため指値をしていますが、上昇しっぱなしで 捕らえることができません。よって、現在損きりなしの戦略のポジションはありません。100円に引き付けられている感じです。

今日から3日間、景気・デフレ対策の提言について書きたいと思います。

昨年12月26日の記事「安部総裁の金融緩和で景気が回復するのか」で、景気、デフレ対策を提言すると書いていました。遅くなりましたが、提言を3回に分けて書きたいと思います。その記事でも書いたように、銀行に現金が増えることだけではお金の流通量が増えません。よって、景気・デフレ対策のポイントは3つと思います。

1.国、企業、個人が借金をして、お金の流通量を増やす。
2.将来が不安で貯金をしている中高年に、生きている間に眠っているお金を使ってもらいお金の流通量を増やす。
3.働き盛りの人々にお金を使う機会を増やす。

以上3つのポイントについて提言をひとつずつしたいと思います。

提言1

景気・デフレ対策にはお金の流通量を増やさなければいけません。金融緩和をしても銀行にお金が増えるだけで流通量は増えません。昨年12月25日の記事「銀行は預かったお金を貸しているのではない。」で書いたように、誰かが借金をするとお金が生まれるのです。

ひとつは国が借金をして、流通量を増やすことです。安部内閣も現在行うようにしています。しかし、国は1000兆円の借金をすでにしていて、財政赤字を増やしにくくなっています。小渕内閣でも財政出動をしたけれども景気回復は長続きできませんでした。

そうなると企業、個人が借金できる状況にすることが大事ではないでしょうか。そこで、ヨーロッパや米国では当たり前になっているノンリコースローンを日本でも採用してはどうでしょうか。世界恐慌のあとに、米国などはこのローンを採用し、人々がローンをしやすくなり、景気を回復しています。まだこのローンを日本は採用していないのだからこのローンを採用すれば多くの個人、企業がこのローンを利用し、お金の流通量が増えるのではないでしょうか。

ノンリコースローンとは、家や車を購入するときにローンを組んだ場合、途中で個人や企業がローンを返せなくなった時は、家、車を手放せばローンの支払いをしなくてもよいというものです。リスクが低いのでローンを組んで家、車を買おうとする個人や企業が増えるのではないでしょうか。

ノウハウは米国、ヨーロッパにあるのですから、政府がバックアップしていけば、多くの人々企業がローンを組んで、流通量がグッと増えると思います。なぜ日本で採用しないのか不思議です。この手をぜひ打つべきです。

ローンが返せなくなれば、家、車を手放せば借金はなしとなれば、あなたも気軽にローンを組むようになると思いませんか?

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